(風景) 東北ツアー その1 中尊寺 (2019)

昨夜11時過ぎに、2日間の東北ツアーから戻りました。
先週は、九州地方の梅雨前線により、関東地域も天候が良くない状況が続いていました。
その中でも、東北地方はやや天候が良しと思われましたーーー。
5日午前4過ぎに起床、天候は曇り模様。7時過ぎには東京駅八重洲口北口に着。
東北新幹線「やまびこ」で8時過ぎに出発、郡山駅着9時30分過ぎ。
観光バスで、東北自動車道経由中尊寺まで直行。12時30分過ぎに着現地は晴れ。
サラリーマン時代は、東北地方には幾度も出張で訪ねていましたが、「そのうちに、そのうちに」とずっと思いながら、今回初めて念願の「中尊寺」訪問が実現した次第です。

当寺の案内書によれば、「天台宗東北大本山、850年慈覚大師円仁の開山。12世紀初め奥州藤原氏初代清衡公が前9年・後3年の合戦で亡くなった命を平等に供養し、仏国土を建設するため大伽藍を造営した」とあります。
4世紀に堂塔の多くは焼失したが、金色堂始め3千余点の国宝・重要文化財を伝える平安仏教美術の宝庫と評されています。
「平安ー仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群ー」としてユネスコの世界文化遺産に登録されています。
 見学時間は約1時間20分。最初に、国宝・金色堂<天治元年(1124年)の造立、現存する唯一の創建遺構。本尊は阿弥陀如来、脇侍に2体、さらに6体の仏像が本尊を取り巻いていて、堂全体を金箔で覆い、皆金色の極楽浄土を表している、と表されています。須弥壇(しゅみだん)中央に初代清衡公、左右の壇に2代基衡公、3代秀衡公の遺体、4代泰衡公の首級が納められています。この御堂の内陣は螺鈿細工・蒔絵等の漆工芸、彫金で荘厳され、まさに平安仏教の最高峰だといわれている>ことに、納得できました。
なお、本来の金色堂が、長年の風雪などにより朽ちるのを防ぐために「覆堂」が1965年に鉄筋コンクリート建設された経緯があります(堂内での撮影・写生は禁止)。

大変長い説明になりましたが、それほどに感銘を受けたという感情が出た次第です。
其の他、月見坂にある本堂、阿弥陀堂、大日堂などを見学しました。
長年の宿願が達成できました。

ここでは、東北ツアー その1 中尊寺 を掲載します。


金色堂(国宝)
旧覆堂(重文)
 旧覆堂 堂内の様子
経蔵(重文)
 松尾芭蕉像
釈迦堂
 西物見(展望台)東物見もあり(月見坂 入り口近く)
能楽堂(能舞台)
 弁財天堂
月見坂 (入口から金色堂まで約10分~速足)上り坂 角度4.3度あるとか
 大日堂
 峯薬師堂
本堂
 茶店(奥の細道展の掲示あり)
 弁慶堂