(風景)横浜・馬車道ーー神奈川県立歴史博物館

今日はすっきりしない曇り空ながら雨は降らい予報でしたので、昼前に家を出て、地下鉄「関内駅」で降り、馬車道に出ました。
久し振りに来ましたが、土曜日の割には、人出が少ない感じです、実態はどうなのでしょうか?この道には、横浜では歴史上大切な古い建物があります。カメラを提げてきましたので、その中で注目される建造物を撮りました。

この道には、特に代表的な旧横浜正金銀行本店(元東京銀行の前身)があり、明治37年に建設され、ドイツの近代建築の影響を受けた貴重な建造物、重要文化財に指定。
現在では、神奈川県立歴史博物館として利用されています。
たまたま、私は当館を撮影した折、「平成27年度 特別展」として、「没後100年 五姓田義松(ごせだよしまつ)ー最後の天才ー」 の掲示がありました。初めての入館でもあり、この展示にも惹かれました。五姓田義松画伯(1855-1915)は、横浜開港時頃、彼が10歳の時に横浜在住の英国人画家に教えを受け、西洋の絵画技術(特に鉛筆・水彩画)を勉強し、その後長じて渡仏し幾多の賞を得て、帰国後皇室、政府の依頼制作も務めたようですが、時代の流れの速さに流れ、名声が忘れられ、今や知る人ぞ知るという存在だそうです。
私は、当然今回の展示で初めて知った画家でありますが、素人なりに展示作品を通じて偉大な画家の印象を得ました。思いがけない展示に接し、良い勉強になりました。
なお、義松画伯の模様が、NHK Eテレ、10月11日(日)9時から 「日曜美術館」で放映されます。

今日は、予想外の出逢いになりましたが、これからもまたの出逢いがありますように!