(祭)第34回 横浜開港祭 2015 その2 「日本丸」

今朝、予報が雨から曇りに変わったことが幸いして、早くに家を出てみなとみらい駅に。
9時過ぎに2代目「日本丸」の見学に参加。
実習生は、国立波方海上技術短期大学校(愛媛県)の学生諸君。
初代「日本丸」では、船内を詳しく見学できましたが、この帆船では、甲板のみの見学でした。
資料に拠れば、
進水日1984年2月15日、総トン数2,570トン、全長110.09m、航海速力13.20kt。
メインマストの高さ43.5m(船楼甲板からの高さ)、総帆数36枚(横帆18枚、縦帆18枚)、
ディーゼル機関(2基)による機走可能。
世界最大級の帆船。設計から建造まで、すべて国内で行われた我が国初の純国産大型帆船。世界でも有数の高速帆船であり、ボストン・ティーポットトロフィー(その年の最帆走速力を出した帆船)を3度獲得。
姉妹帆船に、「海王丸」がある。

午後1時から、実習生による帆を張る作業(セイル・ドリルという)が始まり、約1時間後に帆の張り換えが完了。
午後4時頃から、帆を元に戻す作業があり。

実習生諸君の雄姿に、拍手! お疲れ様でした!

(この炎天下、見学後午後のセイル・ドリル開始までの3時間30分間は、体力的に厳しいことでした! 熱中症に罹った見学者も出ました!)

                                           
曇りの予報が青空に、今日も暑い!?                                        
 船首像 藍青(らんじょう)                                                         
4本のマストがある。
後部操舵室(晴天時は2人、荒天時には4人がかり)
午後1時、帆を張る準備開始!
マストの帆の紐を解く作業完了!(船首から2本目が、メインマスト 43.5m甲板からの高さ)
順次紐を解く作業
                                                                                
準備完了、これから甲板からロープで帆を降ろす作業に!
午後2時過ぎには、完了!
”太平洋の白鳥” 誕生!
優美ですね!(タグボートは、風の影響で本船が岸から離れないように、支えている。      撮影する側からは、タグボートが入らなければ、と願う構図ですが)